格安CNCフライス 導入
中華製格安CNCフライスを手に入れました
Amazon 購入価格¥40,900 2022/05時点
レーザーによる刻印や印字
スピンドルによる切削加工と応用を使えば色んな物が作れそうです。
この装置色んなメーカーが同様の物を販売しているOEM品の様です
各社オリジナルの仕様を少しだけ入れて販売していますが基本構成パーツは同じものです。
レーザーは5.5Wと低めなので金属を切断する威力は御座いません
届いたので開封
パーツはほとんど組まれていますので組み立ては簡単ですが
説明書を見ながら制御BOXの取り付けと配線をしていきます
この装置で作製した吸引管をスピンドルに装着していますが開発途中です。
後発ブログで紹介します。
同時に購入した物
・3D彫刻で活躍するであろうボールエンドミル
・最も汎用性のあるΦ3.0エンドミル
・最も使用頻度が高いΦ1.0エンドミルです、切削条件を適正にする事で精密な切削が可能
・切削と言うより、削り型のエンドミルで切削抵抗が大きくカーボンが付きやすい
MDF材の加工には向いていない。
・コレットチャック (ER11)必須
この装置販売側はCNCフライスではなく彫刻機と言う表現でお茶を濁していますが
それでも一定の精度は必要です、この手の装置はそのままではアライメントが出てない
事が予想されます、当機も切削テーブルの左側が0.5mm低くスピンドルに対する直角度
と平衡度が出ていなかったのでシム板挿入により精度修正しました。
そもそも本体が剛性が低いパーツ構成なので加工出来る材料は限定されますが
使用する切削工具と加工条件により切削抵抗を極限まで抑える加工をすれば
なんとかなるのではないかと思います。
幾つか加工して見ましたが、XYZ各軸の動作精度はそこそこの精度はあります
正直、これは面白い事になりそうな予感です。
この装置のメーカーは Mostics さんなんですが
サービス体制が大変良いです、アフターパーツの受け取りには10日ほどかかりますが
迅速に対応してくれます、不具合について専用窓口にメールすると
迅速に回答してくれますし、メーカーのFacebookに直接質問でも良いようです
あくまでも一般家庭用として作られています、精度は適正だと思いますが剛性については
十分とは言えません、しかし価格を考えると仕方ない所です
いかに安い装置で良い物を作るか
高価な装置の方が精度も剛性もUPしますが
上位機種は剛性は増しますがレーザーなしで+2万円ほどします
何を加工したいのか良く考えて機種選択する事をお勧めします
CNC精密機械加工歴10年で培った知識を元に、一般家庭で使える様になったCNC機器の
実力を検証していきます。
次回はCADやNCプログラム作成など必要な無償アプリの紹介をしていきます。