カーボン矢を自分で仕上げる パート2
羽根周りの矧ぎ糸を何色にしようか?
楽しみの1つです
羽根周りの飾り方は幾つか方法があります
・矧ぎ糸を巻いて飾る
・柄入りの和紙を巻き付ける
・デコレーションでアクセントをつける
最も簡単なのは和紙でしょうか、とにかく柄を印刷した和紙を巻き付ければ良いので。
インクジェットプリンターで印刷すればいいのでパターンは無限大にあります、
印刷面のインクにじみ対策は必要だと思いますが
いずれチャレンジする予定です。
今回は矧ぎ糸と金糸による毛引きを入れて仕上げます。
その前に
実は矧ぎ糸の上にクリアーコーティングを塗ると、矧ぎ糸の色が少し濃くなるので
思ってたイメージと少し違って来ます。
そのために色合い確認テストをやります。
コーティングに使用するクリアー塗料も色々とテストした結果
ちょっとしたノウハウがありますので今回大公開します。
まずは矧ぎ糸の実験結果はこんななりました
クリアーコーティング済の矧ぎ糸の色合いです
画像と実際の見た目は少し異なりますが、77番は黒色とあまり変わらないので
インパクトに欠ける感じですが
77番は一番気に入っているのでこれをベースに金糸の毛引きと
226 or 362でスレッドを入れて見ようかと思います。
クリアーコーティングに最適な溶剤は何 ?
クリアーコーティングに使えそうなもの色々、今回テストした物です
・2液タイプのエポキシ樹脂塗料
- 東邦産業 エポキシ・コート 0203
- 東邦産業
- スポーツ用品
・ウレタンフィニッシャ−EX
- 東邦産業 ウレタンフィニッシャ−EX 40ml
- 東邦産業
- スポーツ用品
・タミヤカラー アクリルミニ X-22 クリヤー 光沢
- タミヤカラー アクリルミニ X-22 クリヤー 光沢
- タミヤ
- おもちゃ
・ACCEL(アクセル) ウレタンコートSH500ML 水性
- OFFICE ACCEL(オフィスアクセル) ウレタンコートMJ+ 200ml
- OFFICE ACCEL(オフィスアクセル)
- スポーツ用品
色々テストした結果
私が完璧に仕上げた方法です
糸と糸の間にどうしても空間があるため、クリアー塗料を塗った後に
空間から逃げようとする空気の気泡が出現してしまいます
これを回避する方法2つ紹介します。
このうち1つは弓具屋さんでもされている所があると小耳に挟みましたので
試しました。
1.矧ぎ糸を巻き付ける範囲にシャブシャブに薄めた木工用ボンドを塗りながら
糸を巻いて行くか、巻いた後に糸の上から筆で塗り染みこませます。
乾くと透明になるので表には出て来ませんが
極力シャブシャブに薄めた方が良いと思います。
2.溶剤で薄めた塗料で一層目を薄くコーティングする。
・ウレタンフィニッシャ−EX使用。
この2つの方法により糸間の空間を本塗り前に潰す事で気泡発生を防ぎます。
本塗りはもちろんフィニッシングモーターを使用して塗布と乾燥を行う必要があります
・東邦産業 エポキシ・コート 0203
塗布前の状態
クリアーコーティング 完璧の仕上がり
※ ここまでの作業は かずおじわーくすチャンネルで動画公開を予定しています。
本番前にシミュレーション何度かやりますので
また後発ブログで紹介します。